天気は快晴。今日も一日暑くなりそうな気配。
11時に、母と姉、妹をのせて新婦自ら運転する車で蒲郡へ出発。
三谷にある本屋横のカフェで軽くサンドイッチとコーヒーを飲んで時間をつぶしました。
昼からということで、なんだか緊張感のかけらもない家族・・・。
ふと、花嫁が何か食べたあとに歯も磨いてないのはまずいのでは・・・ということになり、急遽相方のアパートへ行くことに。
でも「歯をみがきたい〜」と正直に言うと「考えが足りない!!」と怒られるので、ここはひとつ穏便なウソを。
「妹が東京からきてて、この機会じゃないと新居みれないから、行っていい?
相方ひとりでタクシー乗ってホテル行くって行ってたけど、ついでに一緒に乗っていこうよ」
という誘い文句で相方をくどきおとし、無事にアパートで歯を磨くことが出来ました(笑)
相方も乗せて、いっぱいいっぱいになったパルサー君で、ホテルへ。
相方の礼服と帽子、自分たちの足袋、使い捨てカメラにウェルカムボードを一緒におろして、控え室へ。
新郎新婦&親族の部屋はスイートで、いくつもある窓から竹島が見える景色の良い部屋なのですが、すでに美容師さんたちがスタンバイ済み。
はしゃげません(←はしゃぐなと相方に怒られるのは目に見えています)。
まずは新婦の化粧から・・・と思ったら、すぐに母の着付けやらなにやらでばたばたし始め、「新郎さんは30分くらい時間つぶしてきてください」というありがたい言葉をいただいて、タバコをもって一時退場。
次に帰ってきたときには、カツラをかぶる直前の私と、向かい合わせで着付けをすませました。
感動のご対面前から一緒・・・(笑)。
相方は腹につめものがいらない立派な体格を着付け担当の人に褒められ(?)ていました。
貸衣装のフェアリーさんでは、和装の着付けがあまりないのか、下に着る着物も芯がしっかりしているとのことで、着付けの人たちが絶賛していました。
私たちは3箇所ある衣装やさんから、新郎新婦はフェアリー、新婦家はまきやす、新郎家はまるきち、とそれぞれに借りてしまって、経済的にはとっても不毛だったのですが、それなりによい感じでそれぞれにベストな形で衣装が借りれたようでした。
結果よければすべてって・・・そんな勢い。
着物が苦しくて、息の仕方がわからずに最初不安でしたが、なんとか慣れることができて、かつらと角隠しをつけて完成。
化粧が崩れる前に挙式の場所で相方と二人で写真をとりました。
一緒に神前式の進行と、奉納やら三々九度やらのレクチャーを受けます。
なんだか難しいぞ・・・。
その後一階のロビーへ。
受付の友達に挨拶をしました。
着物を右手で持って歩くのですが、だんだんとこの右手が重くなって大変でした。筋肉つきますわ・・・。
2階のメインダイニングでは親族が集まっていて、ちょうどそこで写真撮影会みたいな感じになりました。
普通、控え室は別の部屋なのに、なんだか貸しきってしまったようでよかったのかなあ〜・・・と思いつつ、竹島をバックに写真をたくさんとってもらいました。
でもこの頃の表情はとっても硬いです。
歯を見せて笑っちゃいかん!!
と思っていたので、ほほがひきつっています。
もう少し自然に笑えるとよかったなあ。
あっという間に3時半ということで、挙式の部屋へ移動です。
新郎新婦・媒酌人夫婦・お互いの両親・親戚の順番で並んで、厳かな音楽の中入場です。
やけに背の高いおじいさん神主が、祝詞をあげてくれるのをしばし待って、指示に沿って三々九度を。
そでが邪魔でのどの上までも杯があがりません。
杯を上げるまねを小さな杯から大きな杯まで、三順繰り返しました。
そういえば、このときに始まって好きな酒はほとんど口にできませんでした
指輪の交換と榊の奉納と二礼二拍手一礼も無事終わり、媒酌人夫婦が榊の奉納を終えて、親族一同かための杯を・・・。
終了後はその場でそのまま親族紹介にはいりました。
まずは新郎家の父が、親族の紹介を。
次は、新婦家の父が、紹介。
父、最後にやった家族の紹介で、自分の名前を言い忘れ
「母のともこ、父です」
で着席した瞬間、思い出したのか「タカユキです」とつけたしたので、思わず噴出してしまいました。
しか〜し。
新郎家は動かない!笑わない!めちゃくちゃし〜んとしているのです。妹も叔母さんもこれにはちょっとびっくりで、笑いをどこへ流したらよいか悩んだそうです・・・。
一時一階ロビーへ退散した後、4時から集合写真をとりました。
一組来てないかなという友人があったのではらはらしましたが、無事合流。ちゃんと連絡しておかなかった私のミスです・・・。
写真を撮り終わったころあいでうどん屋のおばさんに会って、「だんなも一緒だよ」と、腕輪を見せてくれたときにほんとに泣きそうでした。
絶対、一緒に見守っていてくれたと思っています。
その後、ロビーへ。ゲストが入場するのを、入り口の金屏風の前で向かえたあとは、角隠しをはずしてかんざしを挿し、ブーケを持って入場のタイミングをはかります。
このブーケがまた重いんだ。
黄色のユリで作った生花のブーケは相方母の手作り。
それと自分の着物のすそと、両手に大荷物です。
かろうじて笑顔をたもちつつ入場して、介添えさんに手伝ってもらいつつ高砂へ。
媒酌人あいさつにはじまって、相方会社トップの祝辞と私の叔父さんの祝辞。
相方の元上司による乾杯と、相方会社トップ2のスピーチと、堅い内容が続きます。
トップ2の「法的解釈による結婚」がとっても面白かったです。
「ここで料理長から本日の料理のご説明です」
と、佐保料理長が登場。
今日のめでたい料理内容のめでたさを、にこやかな笑顔で解説してくれました。
そうかと思ったらもうケーキ入刀ですか!?
ケーキきったらもう退場ですか!?
妹が撮ってくれた写真だと、私と相方というより、私と介添えの男性がカップルかと・・・見えてしまうのよ!!
と、怒涛のように前半終了です。
友達が気をつかって料理を一口づつ私の口に運んでくれたのがとってもありがたかったです。
部屋へ戻っていそいでお着替えです。
重くて暑い和装を脱いだら、少しほっとしました。
着替えと一緒にメイクもチェンジ。
口紅も少し控えめなピンクにかわりました。
相変わらずの「私誰?」状態は変わりませんが・・・(笑)。
相方は会社の礼服です!
かっこい〜。靴は上げ底ですが(笑)。
部屋の中で、先にスナップ写真をとりました。
これの出来が気になるのですが、この頃には笑顔が張り付いてしまっていて、3G処理でもしないことにはほんとにひきつっているのではないかと・・・それはちょっと心配です・・・。
挙式の部屋へ移動して、正式な見開き写真用の写真をとりました。
ごく自然な動きで相方の足元にシークレットな箱が二個置かれたのがちょっと笑えました。
さてさてロビーへ移動して、入場の準備です。
今度は白とピンクのブーケを持ちます。
キャンドルサービスもしないと・・・って待って!
ブーケとドレスのすそと、トーチを持つには手が3本必要です!
・・・正解。ブーケとドレスを一緒に左手で持ってください。
右手は最初新郎さんと腕を組んで入場して、トーチを受け取ったら右手を新郎さんがもつトーチに添えてください。
・・・何の拷問ですかってくらい、重いんです・・・ブーケとドレスのダブルパンチ・・・。
比較的体力のある私でこの思いってことは、非力な一般女子はどうしてるんですか? どうしてるんですか??感動的な入場シーンで、そんなことばかりが頭をぐるぐるしていた新婦は私です。
メインのろうそくにたどりついたときにはくたくたでした。
しかもなかなか、巨大なメインキャンドルに火がつかなくて・・・ついたと思ったら花火かよ!
なんだよ! びっくりしたよ!
と、少し驚きつつ、感動のシーンの写真を撮ってもらっていました。
にこやか笑顔・・・。
新郎伯父挨拶に続いて、新婦友人スピーチ。
某あだ名を呼んでくれて、気持ちが和みました。
後日この友人には和装で持ったブーケを手渡しで渡してきました。
その後はくま夫スピーチです。
くまくまは緊張するので席にいるということだったのですが、くま夫がスピーチをしている間ずっと食事してる!
緊張が伝わって、そうするしかないのはわかるのですが、それはそれでちょっと笑えてしまうよくまくま!
夫がスピーチするのを見ている妻はみんな大変だったようです・・・うちの叔父がスピーチしているときも叔母の顔はひきつっていたようで・・・。
ほんとうにありがとうございました・・・。
その後、高砂のしたでベールをとって髪型チェンジ。
相方はビールが進んでちょっと目がラリってます。
ブーケも髪のアレンジフラワーも、すべて相方母の手作り。
こちらは押し花にして、額に入れてくれるそうです・・・。
いつのまにか、テーブルには乾杯のシャンパンのほかに赤ワインと白ワインがあったので、せっかくプリンスで飲む酒だからと一口づついただきました。
じーじが高砂までくるのは大変なので、私のほうから出張挨拶。
こんなに一人でうごきまくる新婦も珍しいのでは・・・と思うのですが、新郎はすでに会社関係にかこまれてビール攻めなので、新婦も自由に行ってしまうのです。
そのときに友人に口にほおりこまれたマスクメロンがまた美味しかった☆
その後はケーキサービスです。
ケーキ入刀した生ケーキを、みなさんの席に二人でお配りしました。
ついでに何箇所かで写真を撮ってもらい、席へ。
かと思ったらもう両親への花束贈呈です。
あれ?もうそんな時間?
いそいそと花束と、父用のブートニアをもって、二人で両親の元へ。
ねえ、待って。
片手でがっつり花束とブートニアと持つのはいいんだけどね・・・ねえ、標準的な大きさの手の女の子は、どうしてるのこれ??
かと思えばドレスのすそが!! あうあう・・・!
花嫁はあれですね。
足元と格闘してました。
感動の場面なのに・・・。
両親の元へたどり着いたら、さすがに母の目がうるんでいたので、わたしもうるみそうになりました。
ですが、私の心配はもう少し別のところに・・・。
花束を持っていくときから感じていた、新郎の千鳥足・・・。
それでも立派に、新郎父に続いて会場のゲストにお礼の言葉を伝え、一緒に退場できましたが。
金屏風の前で、ゲストが帰るのを平気な顔で見送ってましたが。
実は相方、限界きてました。
一通り挨拶も終えて、ゲストにさようならを伝えて部屋へ。
ドレスもぬいで着替えると、私たち用の料理が運ばれてきます。
私たちは2次会の予定がないので、式の最中は一品しか運ばれずに、他は部屋で食べられるように手配してくれていました。
私としては、これでワイン飲めるかな?と期待していたのですが、やはりというかなんというか、ウーロン茶・・・。
プリンスで酒なんて、ほんとに一生あるかないかとか思ってた(単価が半端ないんですもの・・・)のに、やっぱり飲めないのね〜、と、残念がっている私の隣で、相方はこれ。
ですが、せっかく料理長が用意してくれた食事だからと、一応どれも口をつけていました。
私もほとんど食べました。
さすがに相方の分までは手が回りませんでしたが、ローストビーフがほんっとに美味しかった!
そして意外にもメロンが美味しくて、ちょっと食べ過ぎたかなというお腹にするっと収まってしまいました。
豪華な食事じゃった・・・。
こういう心遣いがほんとうにうれしいホテルでした。
こんなトコロで挙式が出来た私は幸せものです。なかなか、今日という日を迎えるまでうだうだと不安が膨らんでいたのですが、のど元過ぎればなんとやらですね。
両家のぎくしゃくとした印象はどうしてもどうにもならないんですが、私と相方との間から、なんとか修正していけたらと思うんですよね〜・・・。
ほんと、披露宴中の温度差っていうのは、ちょっとしたショックだったのですが、まあここに書くべきことではないことはわかってるので・・・。
新婦側の人々がマイペースに雰囲気を楽しんでくださる方々で、ほんとによかったです。それと、相方の会社の人々。
相方をかわいがってくださっているんだなという雰囲気がひしひしと伝わってきました。
これはもう何が何でも、来年は試験受からないとだめなんだろうな〜・・・という念押し(ダメだし?)もしてくださってましたし。
と、ありがたい気持ちいっぱいでホテルからタクシーで新居へ。
相方、速攻ダウン。
床へ倒れこみ「一時間後に起こして・・・うにゃうにゃ」・・・。
一時間後、さすがにコンタクトだけははずしてもらおうと、コンタクトケースを持って相方を揺り起こしました。
這うようにコンタクトをはずして、再びダウン。
「半目を開けて寝ないと寝れないぐらい飲んだ・・・」
って、どういう基準ですか?
手持ち無沙汰なので、ホテルからもってきた荷物の整理をしていると、ワインボトルが入ってるのかな?というような大きさの横に長い筒が出てきました。
何が入っているんだろうと興味津々でひらいてみると・・・
あのろうそく!!
・・・結婚式をあげた人々が処理に困るというあのメモリアルなろうそく!!
何これ、迷惑だよ! 20秒も点いてないんだから遣いまわしてよ!
すごくつっこみたいのに相方ダウン。
しばしなんともいえない気分でながめて、ふたたび箱へ。
あれ、どうすればいいんですか・・・。
停電の夜に灯してみろと・・・??
ろうそくを発見した興奮が収まると、私もシャワーを浴び終わって、半分眠たい状態です。
ですが新婚初日からほったらかしで寝てしまってもどうかと思い、見守ることしばし。
おきあがった相方は、トイレにこもり・・・やっと生還を果たしました。
このスキに、相方ご実家へすかさず電話をいれてお礼を伝えてもらいました。
その後も気持ちが悪いらしく、そして床が心地よいらしく、私はベットで、相方はリビングの床でということで落ち着いて就寝。
ほんとに結婚式だったのかと、まるで実感のわかない二人でした・・・。
蛇足ですが。
式も終わって新郎新婦がお着替えしている最中。
自分で礼服を脱いでさっさと着替え終わった相方が、化粧をOFFしている私と美容師さんにしきりに話しかけるので、
美容師さんが
「新郎さんは男性なのにお話が好きですねえ〜」
と言うと、相方さらにおしゃべりに。
なんだか会社上司の言わなくていいことを言いそうになった雰囲気だったので、すかさず私が
「今よっぱらっているので、話半分に聞いてやってください」
と、つっこみました。
「ムカっ」と、なんというか、効果音?をしゃべる相方についに美容師さん苦笑・・・。
「・・・なんといったらいいのかわからないわ」
さんざん、飲んで気持ちが悪くなっている相方はしゃべっていないとどうしようもないらしく、
「ならさっさともどしていらっしゃい!」
という私と、相方の問答が可笑しかったようでした。
漫才コンビですか・・・。


いいお式で、本当に呼ばれてよかったなと思いましたが大変だったでしょう一大イベントですもんね!
とりあえず言い分けさせてください!
夫のスピーチ中ばくばく食べてたのは、他の人のスピーチ中に食べるのは気が引けて、今ならいいやと思ったから!だってゴハン美味しかったのデス…
緊張してたのはまあ本当なのですが、それは久しぶりのお呼ばれだったからで。
因みにくまくまは大変なポカをやらかしました…
花嫁さんと写真撮ってないよ!!
後悔の海でしばらく漂流してきます。
帰港したら新居に突撃したいと思うのでご都合をお聞かせください。
キャンドルは結婚記念日にでも灯して消費したらどうでしょう?
うちは風船割りにしたからそんなものはないよ。破裂音がうるさいですが、楽しく賑やかにお式を彩りたいならオススメ☆
予定のあるお友達にでも提案してあげてください。
くまくまたちとちゃんと写真とってないの!
私も現像出してびっくりしました・・・帰りのロビーがチャンスだったのに、なぜ私は妹ちゃんとくまくまの写真はとったのに、くまくまと一緒に撮ってないんでしょうか・・・。
妹ちゃんとのツーショットで、ここはひとつ・・・。